【相談】受験勉強の計画を立てる時に、課題が多すぎて何から始めればよいか混乱してしまいます。
たとえば「英語のテキストを10冊終わらせること」と言われた時に「全然オッケーです。もっと増やしても大丈夫です!」と答える生徒は少ないでしょう。「10冊ですか……」と、目の前に高く積まれたテキストを眺めて、不安になる生徒の方が多いと思います。
しかし「一ヶ月で1冊終わらせること。そのためには、一週間で21ページ終わらせればいい。つまり、1日あたり3ページだね」と言われたなら「3ページなら、なんとか!」と希望が見えてくると思います。
つまり、受験勉強は「ちいさな積み重ね」の繰り返しです。「英語の成績を上げよう!もっとがんばろう!」と漠然と考えていては、漠然とした状況で時間が過ぎてしまいます。課題を整理し細分化し「1日、1週間、一ヶ月」単位で計画を立てると具体的になりますし、修正もしやすくなります。
多くの先輩たちが「合格体験記」の中で「気がついたら、いつのまにか成績が上がっていた」という表現を使います。これはもちろん「何もせずに成績が上がっていた」ということではありません。自分のペースで努力を積み重ねていた結果、気がついたら膨大な課題を終わらせていた、ということです。
まずは模試の成績などをベースに「今の自分に必要なこと」を客観的に数値化する。そこから優先順位を決め「一ヶ月、一週間、1日」単位で課題を考えていく。模試の結果で一喜一憂するのではなく「全体と部分」を確認し、正しい努力を積み重ねているか? 適切な勉強量を確保できているかを確認し積み重ねていけば、確実に前に進んでいくことができます。そしてそれが、最短距離です。信頼できる先生に相談しチェックしてもらいながら「最初の一歩」を踏み出してください。それがどんなに小さくても、その先には「合格」という目標への道が続いているはずだからです。
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