「友達が選んでいた」から、流されてしまった
A先輩は受験科目の選択で迷っていました。
A先輩は「勉強するのは世界史の方が楽しいし興味がある。でも、世界史で受験する友達が少ないので不安になって日本史を選択していた。でも模試で日本史が伸びなかったので迷ってしまっている」とのこと。
ここで注意するポイントは「友達が選んでいるから、自分も日本史にした」と受験科目を決めてしまっていたことです。そこで思考を止めてしまっては、いけないのです。受験勉強はこれからの進路を決める大切な時間です。「自分が集中して、本気で取り組める」ことが優先事項で、みんなが選んでいるから、となんとなくで決めてしまっては可能性をせばめてしまいます。
受験科目の変更は難しい。でも・・・
実際にA先輩の過去の成績をみながら分析していくと、日本史も世界史もほぼ同じ偏差値でした。しかし日本史の方は「自分なりにがんばってきて、この点数」なのですが、世界史の方は「まだ伸び代がありそうな」状況でした。そして本人は「世界史の方が勉強していて楽しい」となれば、受験科目の変更を考えた方が可能性が広がりそうです。
受験科目の変更には不安や迷いがともないます。しかし、迷ったまま時間を過ごして入試直前になって「やっぱり変えた方がよかった」と後悔したくはないもの。「なんとなく」で決めるのではなく、一度立ち止まって客観的に自己分析と模試のデータや先生からのアドバイスを活用しながら本気で考えてみることが大切です。
自分で決めたのだから「今度は全力」で!
A先輩は様々な角度から考えた結果「世界史」に変更することに決定。「自分で決めたのだから、逃げずに全力で!」と、今までの時間を取り戻すかのように春から夏にかけて基礎から徹底的に勉強時間を積み重ねていきました。結果、入試直前の1月には「世界史が得意科目(一番点数がとれる科目)」に成長し、第一志望合格へとつながったのでした。
何かを変えることは不安がつきまといます。変える勇気も必要ですし、そのまま続ける勇気も大切な場合があります。それは生徒によって大きく異なります。しかし迷ったまま、集中できずに過ごす時間には後悔がのこります。まずは「今自分にできること」そして「これからできること」を確認し、目の前の課題に取り組んでいきましょう。がんばれ受験生!
学習相談に参加した生徒の感想(一部抜粋)
・「友達がまだ受験ムードでないので流されていました。夏までにやることが具体的に見えたのでがんばれそうです(高3)」
・「相談してよかったです!あっという間の30分でした。これから集中してがんばるのでよろしくお願いします!(高3)」・「ありがとうございました!先生のアドバイスで本気で〇〇大学を目指す気持ちが固まりました。相談するまでは不安しかなかったので、挑戦する気持ちがつかめたのが大きいと思います。これからも本気で取り組んで全力でついていくのでお願いします(高3)」
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