【合格体験記】上智大学合格 経済学部(帰国生入試)

 

上智大学へ「帰国生入試」で合格


「面接の内容からして確実に合格しないと思っていたため、結果発表時間ギリギリまで昼寝をしていた。国公立受験に向けての勉強や、それが失敗したときの高卒で働くことなどまで考えていた。

上智大学のHPを開き、合格がわかり、安心と喜びで泣きながら先生や祖母に連絡を入れた。部屋に飛び込んできて一緒に喜んでくれる家族や、電話越しで大泣きしていた祖母を見て、スポーツ選手や成功者が口にする「応援してくれた人たちのおかげです」という言葉の意味を知ることができた。この経験はとても貴重なものであり、今後忘れられないだろう。
(上智大学 経済学部 経営学科合格 Aさん)」


アメリカ在住のAさんとは、日本とアメリカでオンライン授業を行ってきました。コロナ禍による行動制限、そして海外での生活は日本で生活している私たちとは、また違ったプレッシャーがあったようです。海外と日本では(ネットを通して情報収集はできますが)得られる情報の量や内容が微妙に異なってきます。数年以上も海外で生活していると、なおさらです。単純に受験勉強を進めていくだけではなく、様々な角度からのブラッシュアップが必要な状況からのスタートとなりました。

Aさんの場合は「日本語」で会話をする時間が限られていたことで、途中で会話が途切れてしまう(考えている時間が長くなる)傾向や「とりあえず話すことはできても、中身が薄い会話(本人談)」になってしまうようでした。小論文においても日本語で書いて添削を受ける機会が少なかったためか「重要な語句を調べて並べる」文体になっており「読み手にわかりやすく伝える文章」は苦手のようでした。

話すために書き、書くために話す。

そこで私は「会話をする時間」を多く確保することから始めることにしました。自分自身のことからはじめて、社会の問題、興味関心がある分野、そして時には専門書を用意し知識を深め、様々な角度から会話を通して考察していく時間を大切にしました。

基本的に「話すこと」と「書くこと」そして「考えをまとめていくこと」には共通項が存在します。話すためには、書く必要があるし、書くためには、話す必要がある。双方のアウトプットを繰り返しながら「考えをまとめていく = 論理的思考力」を育てていく必要があるからです。

この授業スタイルはAさんに合っていたようです。最初は5分程度の内容から始めたのですが、最終的には「資料を活用した30分程度のプレゼン」も独自の視点を加えながら流暢にこなせるようになっていました。小論文に関しても「ただ情報を詰め込む」だけではなく「適切な具体例」と組み合わせ、論理的な段落構成を活用しながら文章を展開していくスキルを身につけていったのです。まさに「話すこと」で「書くこと」が上達し「書くこと」で「話すこと」に磨きがかかったのでした。

「合格がわかり、安心と喜びで泣きながら先生や祖母に連絡を入れた。」

上智大学への合格がわかった瞬間、それはAさんにとって「安心と喜び」が重なったものだったのでしょう。そしてそれは、日本とアメリカという距離を乗り越えて挑戦した帰国生ならではの「喜びを実感できる瞬間」だったのかもしれません。

Aさんには将来に向けて明確な目標がありました。大学合格をステップとし、目標実現に向けて学び続けていくことでしょう。合格おめでとう! これからの活躍に期待しています!

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