【質問】もう高3の2学期なのに、まだ進路も志望校も決まらずあせっています。
【アドバイス】あせりは視野を狭くし、大切なことを見落とします。じっくりていねいに進んでいきましょう。
今まで、多くの受験生を直接見てきましたが「はっきりとした進路(目標)」が決まっていた生徒は、さほど多くはありません。多くの生徒が「なんとなく、この方向で」とか「とりあえず、これがおもしろそうだから」という感じで高校生活を送っていき、気がついたら進路が定まっていたというのが現状です。
なかには「私は絶対に〇〇を目指す!」と高1の段階で宣言していた生徒でも、高3の段階では全く異なった方向に進んでいる生徒もいます。社会人になってから再会して話を聞いてみると、学生の頃には話題にもしなかった方向に進んでいる人も多いものです。
様々な情報に触れ、知識と学力を積み重ね備えよう
あせる必要はありません。あせりは視野を狭くし、大切なものを見落としてしまいます。世の中には、まだまだ未知の世界が広がっています。様々な情報に触れながら視野を広げていく。気になった情報が見つかれば、それを掘り下げてみる。そしてまた別の角度や視野から新しい情報に触れていく。そんなことを繰り返し、軌道修正を繰り返しながら、理想の自分へ近づいていく。そして目標が見えた時に、一気に加速するための知識と経験、そして学力を磨き備えていく。
まずは「とりあえずの目標」「今の段階での進路」で大丈夫。失敗したり壁にぶつかることで、今の自分に必要な課題が見えてきます。あせらず、おそれず、時間をたいせつに、時には休んで周りを見渡しながら、高校生活をていねいに過ごしてください。その一歩一歩が、人生を振り返った時「あの経験が、今の自分をつくっている」と気がつく時がやってくるはずです。
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