【相談】いつもあと少しというところで失敗してしまいます。自分に自信が持てなくて、また駄目かもしれないと落ち込んでしまいます。
【回答】最後に「勝てれば」いいんですよ。
受験勉強は最後に合格すればいいのです。それまで、どんなにうまくいかなくても、最後に「合格」を手にすることができれば、今までの失敗が「苦しかったけれど、あの経験のおかげで成長できた」と思えるようになります。
どんなに高く険しい山でも、登り続ければ頂上へ到着します。そこにたどり着くまでには、早い遅いの個人差はありますが、最終的に到着してしまえば全員同じ「登頂成功者」です。早いからすばらしい、遅いから駄目、ということはありません。むしろ「最後まであきらめずに頑張った経験」は、これからの人生で大きな力となるはずです。
あの先輩も、本当は怖かった。
あなたの周りには、努力家でなにごともすいすいとうまく進み合格まで一直線に到達した先輩や友人がいるかもしれません。あなたからすると「あの人は自信があっていいなあ。私とは大違いだ」と思うかもしれません。
しかし実際には、あの先輩も「本当は怖かった」のです。自信が持てずに試行錯誤を繰り返し「これで大丈夫かな? 合格できるのかな?」と不安を抱えながら受験勉強を続けてきたのです。私は、そんな先輩たちの姿をすぐ近くで実際に見てきましたから、その様子がよくわかります。
合格できた生徒は、合格できると信じた生徒
たくさんの生徒を指導してきて思うことは、受験勉強は「自分との競争」ということです。あきらめそうになる自分。遊びたくなる自分。言い訳したくなる自分。そんな「今までの自分」と正面からぶつかり、自分自身で追い越していく。
ようやく追い越した、と思ったらまた追いついてきて。それでもあと少しだけ、となんとか粘って足を動かしていく。そんな風にして前を向いて進んでいくと、いつのまにか「過去の自分は、ずっと後ろの方」に下がっていた。そして、理想としていた自分が、あと少し目の前に近づいていた。そういうものだと思います。
ライバルは自分自身。そして自分自身なのだから、必ず勝てる。そう信じてがんばってください。最後の最後で「合格」を手にできた生徒は、最後の最後で追いついてみせると最後の最後まで信じていた生徒です。
がんばれ受験生。応援していますよ!
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