【春から受験生になる高校生へ】受験勉強は「時間との競争」です。【大学入試】

最終的に、受験勉強は「時間との競争」になります。１日で１００ページの問題を解くのは困難ですが、１日１０ページを１０日間ならば実行しやすくなります。１日５ページであれば、２０日間でクリアできます。時間があるほど余裕のあるスケジュールが組めますし、内容を深く理解し積み重ねていくこともできます。合格した先輩たちが「早くはじめること！」と口を揃えるのは、このような実体験がベースになっているからです。

受験勉強は、残された時間から逆算し「今、できること」を整理し、スケジュールを組み立てていく。模試の成績を確認し修正点をあぶり出したあと、新しい課題を用意し整えていく。この繰り返しです。受験勉強以外にも、学校の定期テスト対策や課題の提出、行事への参加など、様々な分野で時間が必要になります。文字通り「時間との競争」になっていくのです。

そして春（三月）は、受験勉強の準備を始めるのに最適のタイミング。ここで正しく準備ができたかどうかで、新学期（四月）以降のレベルアップの土台が決まります。ひとつひとつていねいに考えながら、信頼できる先生や友達とのコミュニケーションの時間も大切に「今の自分」と「これからの自分」について考えてください。その時間が、一年間を乗り越えるしっかりとした土台となり、あなたを支えてくれることでしょう。

今回は、指導経験２０年のベテラン「佐藤先生」が、学習相談の時に生徒から受けた質問への回答から「春休み」に関するものをピックアップして紹介します。まずは目次をざっ、とながめて、気になるものからチェックしてください。

・新学期「学習計画」を考える５つのポイント

・春休みに「志望校と目標」に関する情報を集めよう

・大学入試は「時間」との競争です

・志望校の選び方「偏差値と倍率」だけで決めてはいけない。

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・はじめての小論文対策（大学入試・高校生向け）

・【春休み】先輩からのアドバイス⑤「興味を感じる分野を掘り下げて、自信を深める」

・【春休み】先輩からのアドバイス③「目標を決めてモチベーションを上げよう」

・【春休み】受験勉強の始め方（大学入試）

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