前回「推薦(AO入試)に挑戦したいけれど、人前で話すのが苦手なので迷っている」生徒の話をしましたが、これと同様に「作文(文章)を書くのが苦手なので、推薦(AO入試)に挑戦しようか迷っている」という質問も、多く寄せられる相談のひとつです。
確かに、文章を書くのが得意な生徒は有利であることは間違いありません。しかし小論文は、作文とはその評価のポイントが大きく異なります。簡単に説明すると、今まで高校の授業で勉強してきた作文は「好きなことを自由に書く。目の前の情景を描写する。表現技法を活用する」というような内容だったと思います。しかし、このような文章を小論文で書いたとしても合格点をもらえるわけではありません。
小論文は、与えられた課題に対し自分の意見を根拠(資料・データ)と組み合わせながら論じていくことが求められます。そこには「好き・嫌い」ではなく「客観的なデータに基づく論理的な説明」が求められるわけです。
逆の視点から解説すると「課題に必要な要素を含み、しかるべき構成を踏まえていれば」一定の文章表現力(1000文字前後の文章を、コントロールし表現する力)を身につけることで、十分に得点を得ることができるということです。そして、この技術は適切な指導を受け演習を重ねていけば、ある一定のレベルまで引き上げていくことは十分に可能です。そこから、どのようにレベルアップしていくかで勝負が決まるのです。
まずは、作文と小論文は、同じ文章を書くという行為ではありますが、求められているもの(評価の基準)が異なっているという点を把握しておきましょう。
EG式卒業生のSさんは春の段階では、400〜600字前後の作文を書くことは「得意ではないけれど、苦手でもない」というレベルの生徒でした。しかし、社会(政経)が得意科目で、関連する情報を調べ、整理整頓し、わかりやすくまとめていくということが得意な生徒だったのです。
確かに、文章を書くのが得意な生徒は有利であることは間違いありません。しかし小論文は、作文とはその評価のポイントが大きく異なります。簡単に説明すると、今まで高校の授業で勉強してきた作文は「好きなことを自由に書く。目の前の情景を描写する。表現技法を活用する」というような内容だったと思います。しかし、このような文章を小論文で書いたとしても合格点をもらえるわけではありません。
小論文は、与えられた課題に対し自分の意見を根拠(資料・データ)と組み合わせながら論じていくことが求められます。そこには「好き・嫌い」ではなく「客観的なデータに基づく論理的な説明」が求められるわけです。
逆の視点から解説すると「課題に必要な要素を含み、しかるべき構成を踏まえていれば」一定の文章表現力(1000文字前後の文章を、コントロールし表現する力)を身につけることで、十分に得点を得ることができるということです。そして、この技術は適切な指導を受け演習を重ねていけば、ある一定のレベルまで引き上げていくことは十分に可能です。そこから、どのようにレベルアップしていくかで勝負が決まるのです。
まずは、作文と小論文は、同じ文章を書くという行為ではありますが、求められているもの(評価の基準)が異なっているという点を把握しておきましょう。
作文は得意ではないが、資料の収集と整理は得意なSさん。
EG式卒業生のSさんは春の段階では、400〜600字前後の作文を書くことは「得意ではないけれど、苦手でもない」というレベルの生徒でした。しかし、社会(政経)が得意科目で、関連する情報を調べ、整理整頓し、わかりやすくまとめていくということが得意な生徒だったのです。
Sさんは、EG式が作成した「全国の大学で出題されたAO入試の小論文テーマ一覧」を、パソコンのExcelを使いテーマごとに整理をしました。そして「時事問題」に関する資料や、論を展開していく時に必要な資料、関連する新聞の社説等を集め、必要な知識を蓄えていったのです。(佐藤先生は、必要な資料や書籍等のアドバイスは行いましたが、それをデータベース化する作業はSさんが自主的に実行していたそうです)
授業が進み、使用する資料が増えていくと「この課題に使える資料は・・・」と資料を探すことに時間がかかってしまう生徒も少なくありません。しかし、自分だけのデータベースを作ることで、すぐに情報を探せますし、なによりも整理を行っていく過程で先生と資料を精査していくため記憶に残りやすくなっていきます。
授業が進み、使用する資料が増えていくと「この課題に使える資料は・・・」と資料を探すことに時間がかかってしまう生徒も少なくありません。しかし、自分だけのデータベースを作ることで、すぐに情報を探せますし、なによりも整理を行っていく過程で先生と資料を精査していくため記憶に残りやすくなっていきます。
私たちは「夏休み100本ノック」という課題で、数多くの過去問に短期間で一気に取り組む指導を行います(もちろんAO入試対策だけでなく、一般入試対策の課題も同時並行で行った上での100本ノックです!)。Sさんの場合は、そこに自主的に課題を加え「このテーマならば、自信を持って書けそうだ」という分野を増やしていき、入試直前までペースを落とさずに追求した結果、AO入試での合格を手にできたのです。
「小論文の書き方」の授業を、体験してみよう。
人前で話すの苦手、文章書くのが得意ではない、そのような理由でAO入試をあきらめるのは早いかもしれません。高校や塾の授業では教えてもらえない「専門家の授業」で演習を進めていくことで、今まで気がついていなかった自分の学力を伸ばしていけることは少なくないからです。
むしろ「作文は得意ではないけれど、それでもギリギリまで挑戦を続けたい。できるところまで頑張ってみたい!」と、しっかりと自分の弱点と正面から向き合う客観性を持てるならば、Sさんのように「自分の得意分野」と組み合わせてレベルアップを目指せる可能性もあるのです。
もし今あなたが「小論文の書き方」で悩んでいるのなら、一度EG式の授業を受けてみてください。たくさんのヒントを見つけてもらえるはずです。
もし今あなたが「小論文の書き方」で悩んでいるのなら、一度EG式の授業を受けてみてください。たくさんのヒントを見つけてもらえるはずです。
【小論文&面接コース 合格体験記】
関連「緊張するので面談が苦手なTさんの場合」
参考「合格体験記」:
大学入試専門 仙台EG式プロ家庭教師
EG式プロ家庭教師のホームページでは、仙台の高校生向けに「合格体験記」や「受験生応援コラム」など、様々な記事で受験生に役立つ情報を提供しています。じっくりと読んで、あなたの受験勉強に活用してください。☺仙台EG式プロ家庭教師
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