【春休み】合格した先輩からのアドバイス③「目標を決めてモチベーションを上げよう」

合格した先輩から高校生へアドバイス③

具体的な目標を立てて、モチベーションアップ！

「推薦を目指していたので、定期テストで点数をあげる必要がありました。先生に「数字で確認する目標を立てなさい」と言われたので思い切って、クラスで1番になることを、１学期の目標にしました」

「部活に所属していたので、帰ってくると疲れてしまい平日は学校の宿題だけでした。テスト前も苦手な英語に時間をとられてしまって、他の科目は一夜漬けで乗り切っていました」

「私は暗記が苦手だったので、先生に相談して勉強の計画を作り直しました。暗記方法もいくつか教えてもらい私に合った方法を探しました。勉強時間は減っているのに覚えられる量が増えてきたのが、やる気につながりました」

「中間でクラスで１番になり、早めに計画を立てて勉強始めれば私でも結果につながるという気持ちになれたことがうれしかったです」

（以上「先輩たちの大学受験合格体験記　東北福祉大学合格　Tさん」より、一部編集して掲載）

佐藤先生の解説

Tさんは推薦狙いだったため、評定を上げていくことが最優先の目標です。しかし、クラスで５〜６番前後の成績はキープしていたものの、試験の直前に一夜漬けで乗り切る状況でした。

私たちは「効率の良い勉強方法」の指導と、毎日の学習管理。そして定期テスト二週間前から計画を立て、試験対策を進めていくことをアドバイスしました。

明るく真面目なTさんはアドバイスを素直に実行し、最初の定期テストでクラス１番を達成。そこからは「順位をキープすることを、受験勉強のモチベーション」にして、受験勉強のペースをつかんでいきました。

一年間という時間を乗り越えていくためには、モチベーションを保ち無駄なく進めていく必要があります。春の早い段階で「モチベーションを上げていくコツ」を掴むことができれば、スタートダッシュを生かし、その勢いをキープしていくことができるようになるわけです。