学習相談を受ける前に準備したい「3つ」のアドバイス
受験勉強を進めていく上で、専門の知識を持った先生からアドバイスを受けられるチャンスは有効に活用したいもの。しかし準備をせずに学習相談を受けることで、せっかくの時間を十分に活用できていない生徒が少なくありません。
その1)具体的な目標持って、学習相談に臨もう
「これから僕は、どうすればいいですか?」というような漠然とした曖昧な質問すると、漠然とした曖昧な答えが返ってきます。一般論的な回答はもらえるかもしれませんが、皆さんが聞きたいのは「自分の状況に合わせた、個別アドバイス」でしょう。的確なアドバイスを受けたいのならば、具体的な質問を提示する必要があります。
そのためにまずは「今回の学習相談で、質問したいこと」を整理しておきましょう。
さきほどの質問でしたら「これから僕は、どうすればいいですか?」ではなく「 英語の長文読解が苦手なので、何から始めれば良いですか? 」と、具体的な言葉を織り込んで質問すれば、先生は皆さんの成績と志望校の難易度などを照らし合わせながら、学習計画を提案し具体的なアドバイスをしてくれるでしょう。
個別にアドバイスを受けられる貴重な時間を活用するために「今回質問したいこと」を整理して箇条書きにしてみることをオススメします。実際にやってみると、頭の中がすっきりしますよ。
その2)データや資料を準備しておこう。
私たち人間は「思い込み」によって、現在の状況を正確に把握できません。よくもわるくも直前の印象的なできごとに左右されて、正確な状況が判断できていませんから、客観的なデータで、自分の正しい現在位置を把握しておくことが大切です。
大学入試では「正確な情報」が、なによりも大切な判断材料になります。模試のデータや成績一覧表はもちろん、志望校に関する資料やオープンキャンパスでもらったパンフレットはしっかりとファイリングして、すぐに確認できるように準備をしておくこと。そこから意外なヒントが見つかることも、少なくありません。
大学入試では「正確な情報」が、なによりも大切な判断材料になります。模試のデータや成績一覧表はもちろん、志望校に関する資料やオープンキャンパスでもらったパンフレットはしっかりとファイリングして、すぐに確認できるように準備をしておくこと。そこから意外なヒントが見つかることも、少なくありません。
その3)自分を過小評価しすぎない。
自分自身を必要以上に大きく見せる必要はありませんが、過少評価する必要はありません。「このようなことを聞いても、大丈夫だろうか?」と遠慮する必要は全くないのです。必要以上に自分を過小評価することで、自分自身で未来の可能性を消してしまっては意味がありません。
今できること、だけではなく、これから挑戦してみたいこと、を相談するのも「学習相談」の重要な課題のひとつです。とくに、私の「学習相談」を受ける生徒は、現在の夢や希望でも構いません。具体的な目標を、用意した資料を準備して自由に話してみてください。まずは、そこからです。
まとめ
その1)具体的な目標持って相談に臨もう「曖昧な質問には曖昧な答えが返ってくる。具体的な質問には具体的な答えが返ってくる」
その2)成績のデータや資料を用意しよう「現在の自分に合ったアドバイスをもらうために、データを用意して客観的な自己分析を行おう」
その3)自分を過小評価しない「これからの努力で、可能性は大きく変化していく。自分の夢や目標を相談してみよう」
【以上】
ベテラン先生「佐藤先生」の進路相談
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