苦手な暗記科目（日本史）を勉強方法の工夫で成績アップ
学習相談の時に「暗記が苦手。覚えるのに時間がかかってしまうので、焦ってばかりで先に進まない」という相談を受けることがあります。確かに大学入試の出題範囲は膨大ですから、戸惑ってしまうこともよくわかります。
しかし、そこで立ち止まっていては成長はありません。「私には、どのような方法が合っているのだろう？」「どうすれば、もっと暗記が得意になるだろう？」と具体的な勉強方法を考え改善し進めていく必要があります。
「ただ順番に暗記する」勉強方法から「テーマ別」に課題を用意し多角的に学習を進めることで理解度を改善。最終的に、苦手だった日本史を得意科目（得点できる科目）へと改善して、仙台白百合女子大学と宮城学院女子大学に合格したTさんの受験対策レポートを公開中。
テーマ別攻略で苦手な日本史を得意科目に。
緻密な学習計画で壁を越えていく
高校２年生の３月、Tさんの模試判定はCランクでした。受験科目は、英語・国語・社会（Nさんは日本史を選択）の予定。暗記が本当に苦手で「日本史」が一番の不安要素。英単語や熟語の暗記だけでも精一杯なのに、この調子で大丈夫だろうか、というのがこの段階での問題点でした。
暗記が苦手、と言っても様々な理由があります。まずは根本的な原因を確認してから対策を立てていかないと、結果につながりにくいもの。まして「とにかくひたすら書きなさい」「覚えられないのは、やる気が足りないから！」と精神論だけで片付けられるほど甘くはありません。まず最初に、今までの学習方法の問題点を確認していくところから始めていきます。（合格体験記 つづきを読む）
