今月の学習アドバイス「気持ちを、切り替える方法。」

模試の成績などが、いまひとつ結果が出せなかった時「なかなか気持ちを切り替えられない」と、悩んでしまう生徒も多いようです。そんな時、覚えておくと良いことを2つお話しします。

まずひとつめは「気持ちを切り替えるのは、むずかしいことだ」ということを受け入れること。え? 受け入れてしまってもいいの? いいんです(笑)まずは、気持ちを切り替えるといっても、そんなに簡単にはできないよなあ、ということを受け入れてみてください。
書店へ行くと「気持ちを切り替える方法」などというタイトルの本が並んでいますよね。これほどたくさんの本が出版されているということは、逆に考えると「気持ちを切り替えられなくて、悩んでいる」人が多いということでもあります。

実際に、気分に左右されずにコツコツと作業を続けている人でも、決して気持ちを完全に切り替えることができているわけはありません。不安やストレスを感じながらも「とりあえず、手だけは動かしていこう」「まずは、この問題だけでも解いておこう」と、作業を続けているのです。

一生懸命に努力を積み重ねたのに結果が出せないのは、とても残念なことです。なかなか気持ちを切り替えられないのも当然のこと。そこで「気持ちを切り替えなければ!」と、無理に方向修正をしようとして消耗するよりも「気持ちを切り替えるのは、むずかしいことだ。でも、この問題だけでも解いておこう。間違った問題だけでも、確認しておこう」と、手を動かし続けることです。

もうひとつは「誰かに話してみること」です。合格した先輩達が口にするのは「色々なことを話すことができる友人やライバルがいたこと」が、スランプや気持ちを切り替えにくい時に乗り越えるきっかけになったということです。自分の問題点を話したり、友人の悩みを聞いたりするだけでも、気持ちは整理されていきます。客観的にお互いを見ることで、思わぬヒントが見つかることもあります。受験生活も、同じ目標を持った友人の存在は大きな支えになります。もしも今、あなたのそばにそのような友人やライバルがいたとするなら、それはとても幸運なことです。ぜひ大切に、豊かな時間を過ごしてください。

悩んだり、迷ったりすることなく、目の前の壁を越えていった人はいません。みんな、必ずどこかで努力し工夫し乗り越えています。ぜひ、あなたらしい方法を見つけ、上手に「自分の気持ち」とつき合っていきましょう。

がんばれ受験生。

応援していますよ!

大学入試対策専門 プロ家庭教師コース (佐藤)(2015.11.1更新)