三者面談は、終わりではなくスタート。
定期テストと三者面談が終わると「今の成績では、志望校合格が難しいと言われました」「希望した大学の推薦がもらえませんでした」と落ち込んだ表情で、私たちのところに学習相談を申し込んでくる生徒がいます。
確かに推薦入試の場合は、現段階までの成績で評価が決まりますから、これから努力をして成績が上がったとしても一度出た判定を覆すのは難しいでしょう。しかし、一般入試の場合はどうでしょうか。今は6月ですから、一般入試の日まで半年ほど時間が残っています。現在の偏差値や志望する大学の基準に達していないとしても、ここから6ヶ月後の自分ならどうでしょうか?
1000時間を目指して!
6カ月間、約180日ですね。180日あれば、かなりの学習量を確保することができます。1日4時間で、720時間。休日や夏休みの長期休暇をプラスすれば、1000時間を目指していくこともできるでしょう。勉強方法を改善し苦手な科目に集中して取り組む事はもちろん、得意科目をさらに底上げしていく時間も十分に残っています。
高校の先生が指導するように、現在の成績では不足しているかもしれません。しかしそこには、ここから努力を重ねどこまで成績を伸ばしていけるかという「可能性」は計算に入っていません。大学入試が始まるまでの期間をどのように時間を活用していくかで、あなたが進んでいく方向は変化させていくことができるのです。今の三者面談の評価だけで、すべてが決まるわけではありません。
残り180日から逆算して、勉強の計画を立てていく
諦めてしまえば、そこから伸びる事はありませんが、自分を信じて自分に厳しく、目の前の課題にしっかりと取り組んでいくならば、取り組んだ分だけ必ず実力が伸びていきます。
まずは、今までの自分の勉強方法をしっかりと見直してみましょう。そして、不足していたところ、自分に甘かったところ、弱かったところなどを、自分に厳しく客観的に確認してみましょう。そして入試までの約180日間から逆算して、今日からできることを確実に取り組んでいくのです。
今まで努力をしてきた自分と、これからの自分を信じて
一般入試で志望校に合格してきた先輩たちは、全員この段階を通り抜けています。今の成績だけで、自分の可能性を狭めることなく、未来の自分の努力を信じて、迷いながらも自分に厳しく、目標に向かって足を止めないで進んでほしいと思っています。
今まで努力をしてきた自分と、これから挑戦していく自分を信じて、貴重な時間を大切に、今すぐ机に向かって作業を始めてください。
【以上】
※以上「佐藤先生のセミナー『受験生の夏を最大限に活用するために』より一部抜粋。文字起こし&文責 EG式プロ家庭教師編集部 本文の無断転載を禁止します。copyrights 仙台EG式プロ家庭教師 2018 allrights reserved.」
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