【３月のアドバイス】受験勉強は、時間との競争です。（大学入試）

最終的に、受験勉強は「時間との競争」になります。受験生に与えられた時間は全員平等。1日は２４時間ですし、一年間は３６５日。それ以上でも以下でもありません。どんなに努力しても願っても増えることはないのです。

この与えられた時間をどのように活用するのか、で一年後の進路が決まります。迫ってくる日程と競争しながら、定期テスト、模試、そして学校行事など、目の前にやってくる課題を次々に乗り越えていかなければいけません。あと１日、あと１時間、と時間と競争するプレッシャーは、今みなさんが想像しているよりも厳しいものだと思います。私は実際に、生徒がその課題に正面から向き合っている様子を近くで見てきましたから、その厳しさがよくわかります。

しかし、課題を乗り越え、ゆっくりでも確実に成長していった先輩たちは、みんなその時間を通り抜けてきました。限られた時間をフル活用し、自律し、具体的な努力を積み重ねてきたのです。「もっと楽に成績が上がる方法はないかな？」「テストが終わったから、今日くらいは勉強しなくてもいいかな」という気持ちを律し、限られた時間をていねいに積み重ねていくのです。

繰り返しになりますが「受験勉強は、時間との競争」です。与えられた時間は全員同じ、２４時間、３６５日です。目標と課題、そして自分自身と正面から向き合い、じっくりとそして充実した時間を積み重ねてください。そのような１分、１時間、１日を選択し過ごした一年後、あなたの目の前には、１年前とは大きく変化を遂げた自分と出会えるはずです。

がんばれ　新受験生

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