「調子がよい時ほど、注意が必要」9月の受験アドバイス

結果が出た時こそ、注意が必要

春からコツコツと真面目に頑張ってきた皆さんの中には、夏休み明けの模試や実力テストなどで、予想以上の結果を手にしてきた人も少なくないと思います。

しかし、油断は禁物です。

そのような時ほど「夏に頑張ったから、少し休んでも大丈夫だろう。この前の模試の結果も、まあまあだったし」などと油断が生まれないように、自分の気持ちの動きに注意を払う必要があるのです。

上手く進み始めた時ほど、注意が必要なのですね。

最後まで「走り抜く」ことが大切

もちろん模試の結果に喜ぶことも大切です。今までの努力や工夫が、結果に表れてくる時ほど嬉しい瞬間はありません。遠慮せず(?)に、その結果を喜びましょう!

しかし、喜びすぎて油断してしまっては意味がありません。その勢いを次の目標に向かって進んでいくエネルギーに変換していきましょう。受験勉強は「最後まで走り抜くこと」が大切です。「一定のリズムをキープすること」を忘れずに、淡々と走り続けて下さい。

リズムを一定に。

気候が涼しくなり、文化祭などの学校行事で気持ちも緩みがちになる時期です。夏休みに猛烈にがんばったことで「燃え尽き症候群」のように、ぼんやりとしてしまう生徒もいるでしょう。夏休みの後に久しぶりに再会した友人達と過ごす時間が楽しくて、ついつい予定を遅らせてしまう時もあるでしょう。

しかし、そんな時ほど、今回の内容を思い出してみてください。なかなか上手くいかない時よりも、上手く進んでいる時ほど注意が必要なんですよ。

がんばれ受験生 応援していますよ!