【9月のアドバイス】燃え尽き症候群? で立ち止まる前に(大学入試)

夏休みは、今までで一番充実できた。学習時間も目標を越えたし、予定の課題も一通り終わった。それなのに9月に入ってから、なんとなく「もやもや」感があって波に乗れない感じがする。

真面目にストイックに頑張ってきた生徒ほど、このような感覚になりがちです。「これって、燃え尽き症候群ってやつなのかな?」そんな言葉が頭をよぎることがあるかもしれません。このような相談を受けた時、私たちは生徒と一緒に確認するポイントがあります。

心理学の「ツァイガルニク効果」によると「人は完了したことよりも、中断したまま終わっていないことのほうに意識が向いてしまう」そうです。つまり無意識に「やり残し(課題)」が引っかかり続け、他の課題にも集中しきれなくなることがあるのですね。今、あなたが感じている「もやもや」は、この「やり残しの課題」があることが原因なのかもしれません。

「苦手科目だけど、ここまでがんばったからよしとしよう」
「本当はあと数回復習した方がいいけれど、まあ大丈夫かな」

そんな風に、少しずつ「未完成」のままにしていたことが、積み重なって大きな「もやもや」の原因となっている可能性があるのです。

この対策はシンプルです。「もやもや」感は「いつ・何をやるか」を具体的に決めるだけで和らぐことがわかっています。まずは、やり残している項目を一つずつ洗い出してリスト化すること。そして優先順位を決め「いつやるか =今週末までにこの部分を2回復習」と具体的に学習計画に組み込んでいくこと。こうして整理し視覚化することで、気持ちが安定し、学習のリズムも作りやすくなります。あとは、今までと同様にコツコツ地道に課題を終わらせていくだけです。

やり残しをそのままにせず、一つずつ計画に落とし込んでいく。この繰り返しが、9月以降の受験勉強にリズムを与えてくれます。まずは「やり残し課題」の見直しから始めていきましょう。

がんばれ受験生
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