【10月のアドバイス】モチベーションより、ルーティンを(大学受験)

受験勉強は、長期間にわたる挑戦の連続です。その期間、ずっとモチベーションを保つことができればベストなのですが、人間である以上なかなかそういうわけにいきません。
調子が良い時は加速しますが、燃え尽き症候群のように、頑張った後の揺り返しが来る場合もあるでしょう。うまくいかないことが続いたりすると、ちょっと気になることができただけでも途端に上下してしまいます。

しかしながら、モチベーションが復活するのを待っていたのでは、大切な時間が過ぎ去ってしまいます。「モチベーションを上げる方法」を検索して、気がついたら休日が終わっていた、というような状況も避けなければいけません。

Aさんは「ルーティン」 を重視していました。学校から帰ってきたら最初にこれ、次はこれ、と、一日の流れをルーティンにして崩さないことを大切にしていました。 自室では、誘惑を感じるものが視界に飛び込んでこないようにと、 あらゆるものを排除する徹底ぶりで「1日休むと、とりもどすのに一週間かかる」をモットーにコツコツと努力を続けていました。

一度ルーティン(習慣)になると、そこからは逆に、ルーティンを維持しないと心が落ち着かなくなるものです。習慣化までには一定の時間はかかりますが、生活に組み込んでしまえば「維持したい気持ち」をベースに学習を進めていけるわけです。

モチベーションという、感情をベースにした部分に基準を置いてしまうと振り回されてしまいがちです。しかし、ルーティン(習慣)のように、感情に頼らない方法を身につけることも、受験勉強の技術のひとつです。

まずは、1ヵ月2ヶ月とルーティンを継続してみてください。半年後には 課題を終えることができたという達成感だけではなく「続けることができた」という本当の意味でのモチベーションが育っていることに気がつくことでしょう。

がんばれ受験生
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