自信とは「自分を信じる」ということです。
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それならば「どうすれば、自分を信じることができるのか?」ということになりますが、それは個々人によって異なりますから唯一無二の答え(方法)は存在しません。もしそのような方法が存在するのであれば、世界中の人たちは全員自信に溢れているはずです。
さらに強調したいことは「表面的な方法では、自分を信じることはできない」ということです。何かしらの方法で自分を信じることができた、と思ったとしても、心の深い部分では「これは作られた自信で、本物の自信ではない」ということを知っています。自分で自分のことは騙せないからです。つまり何かしらの方法(テクニック)を探すことに時間を費やしても、結局は無駄に終わってしまう可能性が高くなるのです。
それでは、どうすればいいのか?
さきほど唯一無二の答えは存在しない、と書きましたがヒントをひとつ提案してみようと思います。自分を信じるにはどうすれば良いのか? それは「絶対的な勉強時間を積み重ねること」である、と私(佐藤)は多くの生徒を見てきてそう考えています。
例えば小論文対策を始めるとして、5〜8回ほど添削指導を受けると「なんとなく書けそうな気がする」ものです。そこから油断が生じ「入試本番でがんばれば、なんとかなりそう」と手を抜いてしまいます。そのまま入試日が近づくにつれ不安が増し「大丈夫だろうか?」「もっとちゃんと勉強しておけばよかった」と揺らいでしまうのです。
逆に、50回、60回と時間をかけえ小論文を書き続けてきた生徒ほど、さらに努力を続けていこうとします。「もう少し良い資料はないか?」「この部分は書き直した方がいいのではないか?」と、地道な作業を積み重ねていきます。100時間、200時間、と具体的な対策を続けていくのです。
ある生徒は入試直前に「これだけ対策したのだから、ダメでも後悔はありません」と、段ボール箱を見せてくれました。その中には、小論文の授業で使ったノートや資料、新聞の切り抜きやコピーなどがぎっしりと詰まっていました。あきらかに、一年以上かけて積み重ねてきたという「重み」が感じられ、それがその生徒の自信となっていたのです。
学校の定期テスト対策と、一般入試対策の受験勉強、そして小論文対策を行うとなると、想像以上に時間が足りません。そんな中で工夫をし、1年、2年、と努力を継続できたということは、入試本番で「自分を信じる」ための大きな力になることは間違いありません。
今より早い時間はありません。
今すぐ課題を用意し、基本を大切に逃げず言い訳せず、100時間、200時間と勉強時間を積み重ねてください。1年後、あなたの背後には「これだけ対策したのだから、大丈夫」というしっかりとした自信が育っているはずです。
がんばれ受験生
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