2月のアドバイス 試験直前「集中できるルーティン」をつくろう

いよいよ入試本番。一年間積み上げてきた努力を発揮する時がやってきました。入試直前になると「緊張しやすいので、何か気持ちを落ち着ける方法はありませんか?」という質問を受けることがあります。そこで今回は、先輩達に聞いた「入試直前に気持ちを落ち着かせる方法」を、いくつか紹介してみたいと思います。

1)勝負は戦う前に決まる!

ある先輩は「前日までに準備を完璧にする」ことをルーティンにしていました。入試の時間割、日程、ホテルから大学までの移動方法に始まり、当日持っていく受験票や筆記用具、問題集などを時間をかけて確認するようにしていたそうです。「これだけ準備をすれば、あとは大丈夫」と安心する要素を増やすことで、ゆったりとした気持ちで過ごせたそうです。

2)試験会場に「一番最初」に入室する

ある先輩は「試験会場に、一番最初に入室する」ことを目標にしていました。自分しかいない教室に入って、ゆったりとした気分で試験開始までの時間を過ごす。周囲の様子も把握できるし、落ち着いた気分で試験に臨めたそうです。

3)試験会場に持っていく問題集を選ぶ

ある先輩は「春からずっと使い続けてきた問題集」を一冊厳選して持っていったそうです。ぼろぼろになった問題集で再確認していると「春の頃には解けなかった問題を理解できていること」を実感できて落ち着けたそうです。

4)筆記用具は同じものを使う

ある先輩は「筆記用具は、すべて同じもの」を使っていたそうです。普段の受験勉強の時も、模試も、試験本番でも、同じ筆記用具を机の定位置において勉強していたそうです。「視界が同じになる」ことと「一緒に頑張ってきた相棒」と試験に臨んでいる気分になって集中しやすかったそうです。

5)名前と受験番号は、ていねいに書く

ある先輩は「模試で名前を書き忘れた」経験があり、それ以来「名前と受験番号」は「一番最初に、確認しながらていねいに書く」ことをルーティンにしていました。問題用紙を提出してから「あれ?名前と受験番号を、ちゃんと書いたよね?」と不安になった経験がある人も、いるのではないでしょうか? 名前の記入は試験開始の「一番最初のステップ」ですからルーティーンにしておきたいことです。

6)答えあわせはしない

これは私たちから生徒にアドバイスしていたことです。「英語」の試験が終わったあと「あの英単語の意味は何だったかな?」と曖昧なものを確認したくなるものです。しかし、そこで答えを確認できたとしても結果は変わりません。それよりも即座に頭を切り替えて次の科目の準備を始めた方が効果的です。「英語が終わったら、次の国語までこの問題集を確認する」など、事前にチェックしておきましょう。自分のペースでリズムよく進めていくことも集中力を高めていく時に有効です。

7)試験会場は「一番最後」に退出する

これは先ほどの「一番最初に入室する」ことを目標にしていた先輩のルールです。たとえすべての解答が終わっても、ギリギリまで確認をする。忘れ物がないかを確認し、ゆったりとした気持ちで一番最後に退出する気持ちで、最後を締めくくったそうです。そのような気持ちで臨むことが大切なのかもしれません。

以上、7つほど紹介してみました。これらをそのまま試してみるのもいいですし、自分なりにアレンジして取り入れてみるのも良いでしょう。大切なことは「いつもと同じ状況」を作り出し集中して取り組めるリズムを生み出していくことです。みなさんも自分なりのルーティーンを取り入れマイペースで集中力を高める工夫をしてください。「あなたのルーティン」を教えてもらえる時を、楽しみにしています。

がんばれ受験生
応援していますよ!






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