ようやく課題をクリアしたと思ったら、すぐに別の問題があらわれてくる。しかも、受験勉強が進めば進むほど難問が増えてくるし、複数の課題が山積みになっていきます。
とにかく目の前の課題に集中しよう、とがんばっていると気持ちが萎縮していきます。どんなに頑張っても終わる気がしない。先が読めないことは想像以上にストレスが溜まるものだからです。
受験勉強は「先読み」で準備をすることが大切です。
目の前の課題、一週間後のテストに向けての短期的な計画ではなく、最終目標(大学入試)から逆算して、現在位置を把握しながら先読みで準備を進めていくことが必要なのです。
たとえば「今週末のテストに向けて、英単語を30覚えなければいけない」という目標ではなく「入試までに覚えなければいけない英単語数から逆算すると、今週末までに30覚えなければいけない」という視点で考えると、同じ「英単語を30覚える」という課題でも意識が変化していきます。
長い受験勉強を乗り切るには、最終目標から逆算し「先読み」で準備をしていく視点が必要です。もちろん試行錯誤や、失敗が続くこともあるでしょう。新しい挑戦を続けていくのだから当然です。しかし、明確な目標が見えているならば、必ずそこに向かって進んでいくことができます。試行錯誤や寄り道(と、感じる時間)でさえも、振り返ってみると大きな糧になっているもの。
第一志望合格!
将来、この仕事をしてみたい!
そのために、この知識を身に付けたい!
まずは、しっかりと目標を確認しましょう。そこから逆算し、先読みで準備を進めていくのです。入試までの時間は限られています。与えられた貴重な時間を大切に、着々と前に進んでいきましょう。
がんばれ高校生
応援していますよ!
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