【12月のアドバイス】今、その瞬間が「誇り」に変わる。


受験勉強を終えた生徒と話をしていると「受験勉強していた時間が、今となってはとても充実して自分らしく輝いていたように思える」といった話題になることがあります。

もちろん合格を確認した瞬間は、今までの「努力が結果として確認できた」時間ですから、とてつもなく嬉しい瞬間であることは間違いありません。「自分の番号が確認できた時、足がガクガク震えてしまいました」と最高の笑顔で教えてもらえる瞬間は、私もまるで自分自身のことのように嬉しいものです。その生徒がコツコツと努力を積み重ねていた様子が頭の中に蘇ってきて「おめでとう!」と何回も繰り返してしまいます。

やがて、合格発表から時間が過ぎていくにつれて「受験勉強の1年間が、どこか懐かしく」感じられる時がやってきます。毎日毎日、机に向かってテキストを開き黙々とひたすらに問題を解き続けていく。解答を見てもなかなか理解できない問題に苦労したり、何度繰り返しても暗記できない英単語に苦労したり。この時間から一刻も早く解放されたい、受験を終わりにしたい、と考えていたはずなのに、振り返ってみるとなぜか懐かしい。チャンスがあるならば、もう一度受験生のような時間を過ごしてみたい、などと口にする生徒が意外に多いのです。 


今このメッセージを目にしている皆さんは「受験勉強の真っ只中」でしょう。多くの先輩たちがそうだったように、苦しくて大変で不安で、今の状況から早く解放されたいという気持ちと闘いながら受験勉強を続けていることと思います。 

しかし受験勉強を終えたあと、今皆さんが感じているこの時間が「貴重で充実していて自分らしく挑戦できていた」と感じる瞬間がやってきます。今、この瞬間を噛み締めてください。そして「この時間が、将来自分自身を誇らしく思えるような体験に変わっていくのだ」と信じて努力を続けてください。実際にそうですから。

大きな目標に挑戦するには、地道な努力の時間を積み重ねていくことが最短の方法です。今まで積み重ねてきた1年間を信じて、細かく丁寧にそして勇気を持って取り組んでください。必ずその先には、皆さんが目指している場所が開けていくはずです。

がんばれ受験生
応援していますよ!










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