【10月のアドバイス】焦りは、視野を狭くする。(大学受験)


「夏から一生懸命にがんばっているのに、成績が上がらなくて焦ります」
「英語は捨てて、他の科目に集中したほうがいいですか?」

秋の気配が強くなってくる10月、このような相談が増えてきます。夏休みに膨大な勉強量を積み重ねたにも関わらず、返却されてきた模試の成績が伸びない。ネットで調べた「おすすめの問題集」を新しく購入して始めてみるものの、最初の数ページだけで止めてしまう。勉強に集中している友人の様子を目にする度に、さらに焦りが増えてしまう。そんな悪循環の中を、ぐるぐる回っている人も少なくないでしょう。

しかし、受験勉強に「焦り」は禁物です。焦ることで視野が狭くなってしまい、本当に必要な部分を見落としてしまうことが多くなるからです。大切なことは「今、自分に本当に必要なこと」を把握すること。そして課題を整理し「目の前の問題に集中すること」です。


現役生の場合、正しい学習方法と勉強時間を確保して進めていても「すぐに結果が出る」ことは多くありません。じわりじわりと解ける問題が増え、反省し復習しその繰り返しを粘り強く続けているうちに「あ、最近英語の長文を読むスピードが早くなっていた」と、いつのまにかレベルアップした自分に気がつく。そのようなゆっくりとした体感で進んでいきます。正しく努力を積み重ねているのならば、大きな変化は実感できにくくても、必ずどこかが成長しています。あせらず粘り強く速度を止めないことが大切です。

第一志望に合格したR先輩は「勉強時間は、絶対に裏切らない」と合格体験記に書いていました。R先輩も秋から冬にかけ、成績が伸び悩んで迷ったタイプの生徒でした。しかしそこで焦ることなく「もう一度、夏休みに勉強した基礎問題を一通り解き直す」ことに決め、復習する時間を増やし淡々と目の前の課題に取り組んでいました。その地道な時間がR先輩の自信となり「これだけ勉強したのだから、もう悔いはない = 勉強時間は、絶対に裏切らない」という言葉に表れたのでしょう。


まずは、感情で判断するのではなく、現在の自分の状況を模試の結果で客観的に把握すること。自分だけだと見落としが多くなるので自己流で終わらせるのではなく、信頼できる専門の先生に相談しながら客観的なアドバイスを受けることも必要です。そこから導き出した情報で「最優先事項」を整理し、淡々と課題を終わらせていく。

「なんとなく」といった感情や情報に振り回されて中途半端に時間を無駄にすることなく、足元を確かめながら慎重に、時には大胆な挑戦も折り込みながら、10時間、12時間と、具体的な勉強時間を積み重ねていく。そして、そのような時間を過ごすことができたのなら「あの時がんばって、ほんとうによかった」と感じる瞬間がやってくるはずです。


がんばれ受験生
応援していますよ!




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