苦手科目は「基礎力」の見直しから
「苦手科目を克服したい!」と考えて新しい問題集を買って、頑張ってみたもののなかなか理解度が上がらない。答えを見てもわからないので、最初の数ページで挫折してしまった。そんな経験がある生徒も多いと思います。
そのような生徒に「今、使っている問題集」を見せてもらうと「標準レベル」の問題集を選んでいる場合が少なくありません。「このレベルの問題を、解けるようにならなけれないけない」と意気込んで、最初から標準レベルの問題に挑戦してしまうのです。
その気持ちは大切です。高みを目指して挑戦する心構えが、1年後の成長につながることは間違いありません。しかし、あくまでもそれは「1年間継続した」からこそ結果につながるのです。最初の数日で挫折してしまっては、苦手科目を克服する以前に、何も蓄積できずに終わってしまいます。
苦手科目は「あせり」との戦い
苦手科目の克服は「あせり」との競争でもあります。「早くなんとかしなければ」と焦ることで、先に進むことばかり考えてしまいます。しかし「何年も苦手だった科目」を克服するには「時間をかけて、基礎から積み上げていく必要」があります。
この「ずっと苦手だった科目を克服するには、しかるべき演習量と時間が必要」ということを、しっかりと理解することが苦手科目克服の最初の一歩なのです。
まずは「基礎」から
私たちEG式では「基礎力が不足している生徒」の場合は、高校1年生の分野から復習を開始する場合が少なくありません。「絶対に克服する」という強い意志を持ち、それを数ヶ月間継続するということは、簡単なことではありません。だからこそ、本気で挑戦した生徒には「高校の先生も驚く」ような結果につながっていくのです。
基礎をマスターするには、時間が必要である。あせる気持ちを押さえ、目の前の課題に10時間20時間と、地道に向き合っていく。そのような「地味で真面目な努力」の先にこそ、本当の意味での「苦手科目克服」の瞬間がやってくるのだ、ということを忘れてはいけません。
受験勉強に近道はない。だからこそ、今すぐ対策を始め、一歩ずつ前へ進んでいく。しっかりと目標を見据え、具体的な課題を考え、基礎を固めていきましょう。まずはそこからです。
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