受験勉強も「後半戦」に
9月になりました。まもなく受験勉強も後半戦に突入です。春から地道に受験勉強に取り組んできた人は、このあたりで手応えを感じる人がでてくるでしょう。「模試の点数が上がった」「苦手だった英語の長文読解がスムーズに読めるようになった」「集中して受験勉強に取り組めるようになった」など、地道に頑張ってきた成果を感じる人が増えてきます。
努力が結果に表れずに、地道な努力を積み重ねていく時期は苦しいものです。途中で挫折し、あきらめてしまう人も少なくありません。だからこそ「結果」を手にした時のうれしさは格別ですし、ぜひ今のその感覚を覚えておいてほしいと思います。
「スランプ(停滞期)」の過ごし方
しかし、この時期は「スランプ」に直面しやすい時期でもあります。長い受験勉強の中では、必ずといっていいほどスランプに直面する時がやってきます。
今まで通りにがんばっている。むしろ勉強時間を増やしているのに、いまひとつ手ごたえが感じられない。そういったスランプ(停滞期)がやってくるものです。
そのようなスランプに直面した時は、焦ってしまい、新しい方法を次々と試してみたくなりがちです。「このままではダメだ」と必要以上に自分を追い込んで、プレッシャーを強めてしまう生徒もいます。
しかし、今まで通りに「正しい努力」を積み重ねているならば、焦る必要はありません。必ず受験勉強の中ではスランプがやってくるのだ、ということを覚えておくことが大切なのです。
スランプ = 改善ポイントを見落としている
また、停滞する時期というのは、別の視点から考えると「改善するポイントを見落としている」という事でもあります。まずは現在の自分を客観的に振り返り「改善する部分はないか」を探してみましょう。そして、改善のために「具体的に何を行えばいいか」ということを分析し計画立てて実行してみてください。
繰り返しますが、焦る必要はありません。淡々と具体的な課題を終わらせていくことが必要です。 信頼できる先生や友人にもチェックして貰いながら、感情で判断するのではなく模試などの具体的な数値で分析していくことが大切です。
スランプの時でも「受験勉強止めることなく、淡々と進むことができた」という体験は、これから入試直前に向けて、本番を乗り越えるための大きな勇気になります。淡々と進んでください。
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