いつかやろう、を「今やろう!」5月の受験勉強アドバイス

小さな一歩は、大きな前進


「いつか時間ができたら、挑戦してみよう」「あの時始めていたら、今ごろもっと成長できていたかもしれない…」

皆さんにも、そのように考えてながら先延ばしにしてしまっていることが、いくつかあると思います。 しかし「いつかやろう」と考えている間は、結局いつまでたっても、そのままで終わってしまうものです。

今できる範囲のことで構いません。情報を調べてみる、頭の中を整理してみる、その分野に詳しい先生や友人がいれば、メールなどで質問してみる。そのような「ちいさな一歩」でも「おおきな前進」なのです。

興味があることを調べてみることで「志望校」が変わった


数年前にEG式から第一志望大学に合格したA先輩は、受験勉強を始めた段階では「とりあえず、この大学を受験してみよう」といった段階で志望校を決めていました。

ところが授業で使った「経営に関する資料」に興味を持ったA先輩は「以前から『経営』に興味があったこと」を再確認し「一度、ちゃんと調べてみよう」と、経営に関する情報を調べてみることにしたのでした。

最初は「入門編」の本から読み始めたのですが、読み進めていくうちに「自分が知りたいと思っていたことが、たくさん書かれていた」ことに気がつき、最終的には専門書に挑戦している状況にまで進んでいきました。

さらに「この分野の勉強ができる大学はどこだろう」と調べていくうちに、自分の希望に合った大学を発見。「絶対に、この大学に合格したい」と考えたAさんは、春から志望校を大きく変更し再スタート。そこからは一気に加速していき、第一志望校へ合格することができたのでした。

実践すると、変化が生まれてくる

いつかやろう、と頭の中だけで考えている間は、何も始まりません。小さくても具体的な実践を積み重ねると、確実に変化が生まれてきます。「これをもっと調べてみたい!」と思うかもしれないし「やはり自分は他の道を目指そう!」と思うかもしれません。どちらにしても、それは今のあなたにとって大切な体験です。

実践することは、簡単ではありません。今できる範囲の中で、ベストを探す努力も必要になります。しかし、そのような試行錯誤の時間の中に、これから10年20年と進んでいく道のヒントが、たくさん隠れているものです。その小さな時間の積み重ねが、将来の大きな可能性となって、皆さんを支えてくれるはずです。





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