夏休みは「レベルアップ」のチャンス!
「夏を制するものは、受験を制する」たぶんあなたもどこかで、この言葉を目にしたことがあると思います。実際のところ、一ヶ月の夏休みをどのように過ごすかで、秋以降の成績そして合否の土台が決まるのは間違いありません。
しかし、一ヶ月という長い期間の学習計画は「7月は調子が良かったけれど、8月に怠けてペースダウンしてしまった」「明日から集中してがんばろう、と思っているうちに夏休みの大半が終わっていた」などと、学習ペースをつかめずに過ごしてしまう生徒も少なくありません。
人間の「脳」は、集中が苦手
そもそも「人間の脳」は集中が苦手な仕組みがあるそうです。私たちの祖先は、常に外的に身をさらす環境の中で生きてきました。ひとつのことに集中してしまうと、攻撃されてしまう可能性が増えてしまう。なので、周囲の変化に敏感になるために「集中が苦手」な仕組みになっているそうです。
つまり私たちは「集中力が高まったら、勉強を始めよう」と考えていると、いつまで経っても集中できないまま時間を過ごしてしまうわけですね。意識的に集中を高め、課題に取り組んでいく仕組みや工夫、そしてゴールから逆算した学習計画が必要になるのです。
目標から逆算して、学習計画を立てよう
漠然とした学習計画では、漠然とした内容にるため集中することは難しくなります。
1日は24時間。1週間は7日。そして一ヶ月は30日。
細かな時間に区切り「一ヶ月後には、テキストを三冊終了する」そのために「一週間では、ここまで終わらせる」すると「今日は、このページまで終わらせる必要があるな」と、具体的な課題を決めていくと達成目標もわかりますし、自分の成長の度合いも把握しやすくなります。
現在の自分の学力と目指す志望校に必要なレベルを照らし合わせながら進めることで、さらに学習のペースも上がっていくでしょう。大切なことは「今の自分に必要なこと、を客観的に把握し、そこから具体的な目標を作成していく」ことです。
「今までで、一番勉強しました!」
合格した先輩たちは「今までの人生の中で、一番勉強した夏になりました!」と、うれしそうに話してくれます。そして、その体験が自信となり、秋以降の土台となって支えてくれるのです。
努力は絶対に裏切りません。成長するには、一定の学習時間が必要です。夏はそれを実行するのに最適の一ヶ月です。「今の自分にできることは、全部出し切った!」そう言い切っている自分をイメージして、準備を進めていきましょう。あなたならきっと、できるはずです。
最後の夏を、最高の夏に
高校三年生のみなさんにとって、これが「最後の夏」になります。2021年からは大学入試センター試験が終了し、新しいテストが始まります。現行の「一般入学試験は一般選抜」になり「AO入試は総合型選抜」へと変項になります。30年ぶりの大学入試制度の変更ということで、色々とプレッシャーを感じている生徒も少なくないようです。
しかし、今考えるべきは「来年のこと」ではありません。「自分は何を目指しているのか」そして「そのために何に取り組むべきなのか」を考え、目の前の課題を積み重ねていくことです。
最後の夏を最高の夏に。私たちEG式も「ベテラン先生の学習相談」と「志望校別の個別カリキュラム」の組み合わせで、仙台の高校生を応援していきます。夏はもう、まもなく。夏の重要性に気がついている生徒は、もう始めています。いますぐスタートしていきましょう!