AO入試や推薦入試が始まり、みなさんの周りにも今までとは違った緊張感が漂い始めていると思います。カレンダーを眺めながら入試までの日程を確認しているうちに、プレッシャーを感じる事も増えてくるでしょう。
「このプレッシャーから解放される方法はないだろうか?」と考えたくなるでしょう。目の前の課題を投げ出して、逃避したくなる時もあるでしょう。
「このプレッシャーから解放される方法はないだろうか?」と考えたくなるでしょう。目の前の課題を投げ出して、逃避したくなる時もあるでしょう。
適度なプレッシャーは、集中力を向上させる?
しかし、適度なプレッシャーがあったほうが、集中力ややる気が上がっていくという説(ヤーキーズ・ドットソンの法則)があるのです。この法則によると、全くプレッシャーがない状態よりも適度なプレッシャーがあった方が、生産性や学習効果が高まるとのこと。
確かに、何も予定がない自由な時間があると、ダラダラと無目的に過ごしてしまいがちになります。なんとなくスマートフォンの画面を眺めたり、音楽を聞いたりしているうちに、あっという間に夜になってしまった。そのような経験があると思うのです。
逆に、定期テストの数日前のように、膨大な課題に追われている期間ほど、効率よく様々なことに取り組めている経験があると思うのです。「よくあんなに頑張れたな」と、自分で自分のことを褒めてあげたくなるほどに、充実した時間を過ごせていたと思います。
プレッシャーを、課題へ向き合う力にしよう
もちろん自分の許容範囲を越えるプレッシャーは、様々な問題の原因となりえますから、客観的に状況を確認していく必要があります。個人差を考慮し、他者との比較ではなく自分自身の尺度で判断していくことが大切です。
しかし「この程度のプレッシャーならば、むしろ集中力が上がるんだ!」と、力強く目の前の課題に取り組んでいったほうが良いのですね。不思議なもので、一度目の前の課題に手をつけてしまえば、一気に集中モードに切り替わるものです。始めるまでに感じていたモヤモヤも消え「今日の分の課題を終えられた!」という具体的な達成感も得ることができます。
受験生としての一日を大切に、今すぐ手を動かし、目の前の課題に取り組んでいきましょう。プレッシャーを向かい風ではなく、背中を押してくれる力に変え、前を向き顔を上げ進んでいくのです。
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仙台EG式プロ家庭教師コース(佐藤)