「評価の基準を、志望校のレベルに設定する」5月の大学受験アドバイス

評価の基準を、志望校のレベルで設定しよう。



私たちは何かを判断する時「自分の周囲の人たち」の意見や考えで、決めてしまいます。友人やクラスメイト、家族、学校の先生、いつも自分が接する、数人の人達の価値基準で物事を捉えようとしてしまうのです。

しかし大学入試は、日本全国の高校生と勝負していかなければなりません。そこには、様々な価値観や考え方を持った人達がいます。彼らは、あなたの周りの人たちよりも努力しているかもしれません。さまざまな情報を集め、より深い範囲まで、対策を行っているかもしれません。

高校入試のように「同じ学区」の受験生と勝負するのではありません。様々な地域の、様々な価値観を持った人たちと、同じ大学を目指して勝負をするのだ、ということを忘れてはいけないのです。


異なった視点から、今の自分に必要なところを発見する


自分が目指している志望校の受験生は、どのような対策をしてるのだろう、今の時期どのくらいの範囲まで学習を進め、どのような課題に挑戦しているのだろう。自分の周囲の状況だけで判断するのではなく、鳥が空から地面を眺めているように、高い位置から広い視野で今の自分を眺めてみる時間は、どうしても必要です。首都圏の大学を目指すのならば、なおさらです。

5月になり新学期が始まってから1ヵ月。「なんとなく、こんな感じかな」と周囲の状況にも慣れてきたころでしょう。そこで安心して一休みするのではなく、ひとつ視点を増やして考えてみましょう。これは、今の時期に大切な試みのひとつです。

がんばれ受験生。
応援していますよ!