受験勉強は、楽しいことばかりではありません。どちらかというと、ストレスを感じるような厳しい状況の方が多いと思います。時には不安が大きくなって、目の前のことに集中できない時間が長く続いてしまうこともあるでしょう。
そして、そのような自分に嫌気がさして、同じところをぐるぐると・・・。限られた受験期間を、このように過ごしてしまうのはもったいない!なんとか集中できるようになりたい!そんな風に感じている人も多いと思います。
そして、そのような自分に嫌気がさして、同じところをぐるぐると・・・。限られた受験期間を、このように過ごしてしまうのはもったいない!なんとか集中できるようになりたい!そんな風に感じている人も多いと思います。
そんな時に、試してほしい作業があります。
まず大きめの紙を用意します。もちろんノートでも構いません。その真ん中に線を引きます。そして左側に「今、不安に感じていること。やらなければいけないこと」を、どんどん書いていきます。これは、誰かに見せるものではありません。自分の頭の中を整理するために行う作業ですから、思いつくままにどんどん書いて大丈夫です。パソコンやスマホを使うのではなく、手書きで勢いをつけて書くのがコツです。遠慮せずに「もう、書く事がない」と、感じるくらいにまで書き出していきましょう。
書き終えたら、それを眺めてみます。すでにこの段階で、だいぶ気持ちが楽になっていることを感じる人も多いでしょう。そうなのです。「頭の中で、もやもやと考え続ける」という時間は、そのこと自体がストレスになるもの。このように「文章にしてみる」ことで、客観的に整理することができるので、それだけで頭の中がすっきりしてくるのです。
さて、気分が楽になったところで、右側に「行動リスト」を書き出していきます。左側に書いた問題点に対して、その解決方法を書き出していきましょう。この時のコツは「来月の模試までに、英語の偏差値を5上げる!」ではなく「英語の偏差値を上げるために、単語帳を1日◯ページ。読解問題を1日◯題」のように、模試までの時間を逆算して実際にできることを具体的に書き出してみることです。ここで曖昧な目標を設定してしまうと、またモヤモヤが始まってしまうので、具体的に数値で計測できる目標として書き出してみることが大切です。ここまで約15分ほどで終わる作業ですが、試してみるとそれ以上の効果があります。定期的に行って、頭の中を整理した状態にしておきましょう。では、今すぐ実行!
がんばれ仙台の受験生。応援していますよ!