「応用は、基本の組み合わせ」10月

応用は、基本の組み合わせ。

応用問題、といっても、その問題は「基本問題の組み合わせ」で出来ています。
一見難しそうな、今までに見た事がないような問題であったとしても、ていねいに分析していくと「基本の組み合わせ」で作成されていることに気がつくはずです。応用問題という分野があるのではなく、基本の組み合わせが応用問題である、という考え方ですね。

私たちは「基本的な問題を、すばやく確実に解答できる力」を育てて行くことを大切にしています。
応用問題を解答できる生徒を見ると「あの人は、最初から応用問題を解ける力を持っていたのだろう。自分とは違うよ」と感じてしまうかもしれません。しかし、最初から何の苦もなく応用問題を解答できる生徒はほとんどいません。「基本~標準レベルの問題」をミスなく確実に解答するために、徹底的に反復練習をした時間の積み重ねの先に養われた力なのです。

基本をおろそかにして、表面だけを取り繕ったとしても、やがてそれは急速に色褪せてしまうもの。ましてや、入試本番という緊張感のある現場では、言わずもがなです。

「基本=簡単な問題」と捉えてはいけません。「土台となる重要な部分=しっかりと身につけておかなければいけない内容=基本」ということです。基本をおろそかにして、応用にばかり時間をかけるということは、そもそも本末転倒の考え方になってしまっているのです。「応用は、基本の組み合わせでできている」迷ったり、自分なりに努力を重ねても壁を越えられない時に、この言葉を思い出してみてください。きっと「次への突破口」が見えてくるはずです。

仙台EG式プロ家庭教師コース(佐藤)(2014.10.2更新)