「〇〇かも、しれない」8月

「夏期講習会に行ったけれど、成績が上がりませんでした・・・」 「今からでも間に合いますか?」 「もう遅いかもしれないと思うと、不安で・・・」

毎年、今の時期になると、私たちのところにはこのような相談が届きます。自分なりにがんばってきたつもりなのに結果が出せなかった。このままで大丈夫なのか? と先が見えないプレッシャーに足が止まる。それでも時間だけは確実に過ぎ去っていく。もう8月だ。夏休みも残り半分・・・。
もしかすると、今このホームページを見ているあなたも、同じようなことを考えているかもしれませんね。


さて、そこで一度、想像してみてほしいのです。 もしも今あなたのところに「この調子でいけば100%合格できる」という判定が届いたのなら、どうでしょうか? 最初の一ヶ月くらいは「100%といっても、油断はできない」と思いつつ勉強を続けると思いますが、次第に少しずつ少しずつ気持ちが緩みペースが落ち気がついた時には・・・。想像したくはありませんが、おそらくこのようなパターンを辿ってしまうと思うのです。人間は放っておくと楽な方向へと流れてしまうものだからです。 

合格した先輩達も、不安を抱えながら挑戦を続けてきたのです。入試の直前まで「間に合うかな?」「大丈夫かな?」と思いながらも、何度も解いたテキストをもう一度解き直していたのです。不安を感じるのは挑戦している証拠なのだ、と信じて歩き続ける。「今の不安が、将来の自信に変わる時が必ずくる」「最後の最後で間に合えば大丈夫なんだ」と言い聞かせながら自分と向き合い、細かな学習計画を立て少しずつでも確実に「具体的な努力」を積み重ねていく。「解けるかもしれない」「届くかもしれない」「合格できるかもしれない」

そのような「1日」の積み重ねが「100日」を過ぎたころ、あなたの中には、新しい希望に満ちた『かもしれない』が育ち始めているはずです。 がんばれ受験生!

EG式プロ家庭教師コース 佐藤 (2014.8.1更新)