6月の受験生へ。
6月。
もう6月?来月は7月? 夏休み? もうそんな時期?
新学期に立てた計画も、思うように進んでいないし、休みの日に取り戻そうと思っても、くたびれて、ついついのんびり過ごしてしまうし、なによりも眠い。とにかく眠い。今日だけ、早く寝てしまおうかな。明日から頑張れば・・。
これじゃあダメだ。
全然、受験生っぽくない。
自分が描いていた理想の受験生の6月っていうのは、もっとこう・・。
あなたは今、そんな風に考えているかもしれません。
自分には無理かもしれない、ダメかもしれない。ああ、どうしたらいいんだ?
実は、合格した先輩達も同じような時期を体験しているのです。
なんとなく気持ちが乗らない。テキストを開かなければいけないのに、他のことをしてしまう。でも、でも、それでも!
「とりあえず、机に向かってみよう」
「一問だけでも解いてみよう」
「このページの英単語を覚えてみよう」
迷ったり、少し落ち込んだりしながらも、それでも手を動かし、頭を動かし、実践を続けていきました。一問だけでも。少しの英単語でも。とにかく実行していくことだけは守り、動き続けてきたのです。
6月は受験生にとって、ちょっとした「最初のなかだるみ」の時期かもしれません。でも、この時期を大切に過ごすことができれば、それが夏休みの飛躍の原動力になっていきます。6月に撒いた種が、夏から秋に向けて大きく育って、あなたを支えてくれるようになります。
この時期の種(努力)は、未来のあなたを大きく育ててくれます。そして来年の今頃は「あの時の自分は、結構がんばっていたな」「この頃の自分はわりと好きだな」と、自分で自分を褒めてあげられる時がくるはずです。
EG式は今年も、6月の空を見上げてがんばる受験生を応援します。(佐藤:2013.6.1更新)